同じ年齢なのに老けて見える人と、年齢よりも若く見える人がいます。その判断になっているのが顔に出来てしまったシミやシワが目立つかあまり目立たないかによて印象が随分ちがいます。

この、目立つ肌のシミやシワは加齢や紫外線などの影響もありますが、もう一つ考えられるのが血管の老化によるものです。

その血管の老化を予防する物質として注目されているのがHSP(ヒートショックプロテイン)です。ここでは、HSP(ヒートショックプロテイン)と肌の関係と、さらにHSPを増やす入浴方法を紹介してます。

自分で血管の老化をチェックする方法!

血管は、食事で摂った栄養と酸素を全身に届けています。ですが、きちんと血管が整備されていないと血流が悪くなり栄養や酸素が全身に届けられなくなります。その結果、細胞が衰えてしまうのです。そのため、肌年齢が高い人は、血管年齢も高いことが考えられるのです。

血管が老化しているかどうか、自分で簡単にチェックする方法があります。手の一指し指の爪を使います。

  1. 一指し指の爪を強く5秒間圧迫します。
  2. パット手を放します。

白から赤く色が戻るまで2秒以上かかった人は血管の老化が考えられるそうです。

血管が衰える原因

血管が衰える原因には、やはり食生活が関係しています。油を使った料理や食材など高コレステロールの食事を食べることが多かったり、高血圧の人は血管の壁を傷つけやすくなり、弾力を失い血管が硬くなってしまいます。それを動脈硬化といいます。

ですが、その傷つい血管を修復して血管の老化を予防してくれるスーパー物質物質があるそうです。それが「HSP」最近よく聞く事が多くなったヒートショックプロテインと言うタンパク質の事です。

修文大学の健康栄養学部教授の伊藤要子先生は、この「HSP」について研究をされています。教授の話によると、HSPは傷ついた細胞を修復する働きをしてくれる若返り物質と言われているそうです。

ですが、HSPは年齢と共に減少してしまう事が分かっています。HSPは、20代から減少し、特に60歳を過ぎると急激にHSPは減少するそうです。

  • 傷が治りにくい。
  • 疲れやすい

このような自覚症状がある方は、HSPが減少していることが考えられるそうです。血管を若返らせるには、このHSPを増やして血管を修復させることがカギとなります。

HSPはどうしたら増えるのか?

熱の刺激でHSPは増える物質だと言う事が分かっています。良く最近、テレビなどで、元気が無くなったシワシワの野菜を50℃のお湯に浸けて洗うと野菜が元気になるのを見たことがありませんか?

それと同じことが私たちのカラダのなかでも起こるんだそうです。血管に熱のストレスが加わると対抗するためにHSPが自然に体内で作られるのです。

すると、血管を修復してくれるので酸素や栄養が全身に届けられるようになり細胞が元気になります。それによって、美肌効果、疲労回復、肝機能UP、認知症の予防にも期待できると考えられているそうです。

HSPは入浴の入り方で増える!

伊藤先生の話では、HSPは自宅での入浴方法で増やすことが出来るそうです。お風呂の熱で体温を約2℃上げて、その熱を保温する入浴方法です。それには、ポイントが幾つかありますので紹介します。

(1)入浴する前に舌下で体温を測定し、入浴中の体温と比較する。体温を上げる目安は2℃。

(2)入浴前には必ず水分をとって水分補給!

(3)入浴するお湯の温度は41℃。肩まで全身お湯に入って入浴時間は約15分。

(4)炭酸の入浴剤には血管の拡張効果があるので利用すると効率よくカラダを温めることができます。

(5)最も大事な行程!お風呂から出たら靴下を履いて温かい上着を羽織り10分間保温する。体内に熱をこもらせることで、全身の細胞にHSPが増加します。温かい飲み物で身体を冷やさないようにするのも効果があります。

ポイント!
上記のポイントを守って週2回の入浴法がオススメです!
毎日行うと身体が熱の刺激に慣れてしまい、HSPが増えにくくなるそうです。入浴を行った2日後にHSPが増えるそうなので、イベントなど大切な日、旅行や運動など疲れたくない日の2日前に行うと良いとのことでした。