年齢と共に増えるシワやたるみなどの肌の老化、さらには疲れやすいなどの加齢による体力の低下。これらの原因は普段の食事が老化の進行をすすめているのかもしれません。

TV番組『バイキン』で長寿研究の世界的権威 白澤卓二医師が老化の原因「AGE」と、老化を早めてしまう食品と老化を遅らせるアンチエイジング対策におススメの食品を解説。その内容をまとめています。

「AGE」が老化させてしまう理由とは

突然ですが、質問です。
以下のAとB、あなたはどちらの料理が好きですか?
A:目玉焼き B:スクランブルエッグ
A:すき焼き B:しゃぶしゃぶ
A:焼き餃子 B:水餃子
この質問で、Aの方を多く選んだ方は、もしかしたら老化が進んでいる可能性が高いのです。

最近の研究で、老化させてしまう原因がわかってきたそうです。それが「AGE」と言う物質。「AGE」とは、タンパク質と糖類が加熱されて結合されて出来た物質のこと。

最近の研究で、この「AGE」が体内と外見の老化と綿密な関係であることがわかってきていており、AGE物質が体に蓄積されると老け顔になってしまったり、寿命を短くしてしまう原因物質だとわかってきたそうです。

AGE物質が体内で蓄積されてしまうのは2通り

■ 一つ目は体内で作られる
私たち人間の体は水分が60%、タンパク質が18%、脂肪が15%、その他が7%で作られています。AGE物質は、約2割のタンパクが糖類と結合して作られているそうです。

血中のブドウ糖が過剰になってあふれだすと、体の細胞や組織を作っているタンパク質と結びつき、それが、体温の熱によって加熱され糖化さたものが蓄積して出来たのがAGEなのです。

■もう一つが食べ物からも摂取してしまう!
さらに、このAGE物質は食べ物からも同じように糖化されたAGE物質を摂取してしまっているのです。それが ”コゲ” です。

わかりやすい例えで言うと卵焼き。タマゴはたんぱく質です。そこに砂糖の糖質を入れて熱を加える事でコゲが出来ます。このコゲが糖化した部分でAGE物質が発生しているのです。

AGE値が低い調理方法は、生が一番低く、続いて、煮る・蒸す、焼く・炒める、そして一番AGE値が高いのが揚げる調理方法になります。

AGE物質が作られると・・・カラダでは

正常なタンパク質が糖化してAGE物質が作られてしまうと、タンパク質の機能が低下したり細胞を傷つけてしまうことになります。

例えば、心筋梗塞や動脈硬化、白内障、シミやたるみ、骨粗しょう症などを引き起こしてしまうのです。そして、AGE物質は加齢と共に蓄積されてしまうのだそうです。

老化を早める食品と老化を遅らせる食べ物

番組では、いくつかの食べ物を例にだして解説。
AGEは糖質だけではなく焼いたり、炒めたりする調理方法によって出来た焦げの部分にもAGE物質入っているので、焦がさない調理方法の方がAGEは少ない事になります。

ステーキの場合
例えば、ステーキの場合は、焼き過ぎてしまうと焦げにAGEが多く含まれるので、ステーキなどは、生に近いレアの方が老化を遅らせる食べ方になります。

麺類のそばとうどんの場合
麺類のそばとうどんの場合は、うどんは、AGE値がそばよりも低いが、実は、体の中でAGEをつくってしまうので、そばの方が老化を遅らせる食べ物になります。

ここが重要なポイントですが、体の中で作られてしまうAGE物質の方が老化には危険と言う事です。それを防ぐためには、食後の血糖値を上昇させない食べ方が老化を遅らせることにつながります。そこで、体内でAGE物質が作られない食べ方をご紹介します。

先ほどの、うどんの場合ですが、山菜などの食物繊維と一緒に食べると血糖値の上昇を抑えてくれるのでAGE物質をつくりにくくします。

ライ麦パンと食パンの場合

次にパンの場合ですが、ライ麦パンと食パンの場合は、ライム麦パンの方が、AGE値も低く、さらに体内でも血糖値の上昇が緩やかなので、AGEがつくられにくい食べ物です。
しかし、どうしても食パンを食べたい場合は、レバーを一緒に食べると、レバーに含まれているレチノール、ビタミンA、ビタミンB、鉄分が体内のAGEを抑える事が出来る。

かつ丼、親子丼の場合
かつ丼の場合のAGE値が12978に対して、親子丼のAGE値は2480と、かつ丼は桁違いのAGE値に高さで老化を早める食べ物。

しかし、どうしてもカツ丼を食べたい時はキャベツと一緒に食べましょう。キャベツには、コラーゲンを作るのに欠かせないビタミンCが豊富。豚肉と一緒に食べることで、新しいコラーゲンを作るなどの美肌効果にも期待ができるのです。

酢豚と回鍋肉の場合
この場合、酢豚の方が、甘酢あんかけが糖質が多く入っているのでAGE値が高く老化しやすい食べ物になります。




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